お薬まめ知識
No.HP006
 
薬の知識 薬の服用量は、正しく指示通りに飲む

 薬は各自に合わせて最適な1日量が決められ、また、1回量も1日を通して薬の効き目が有効な量になっています。そのため、前回飲み忘れたからといって2回分を1度に飲むと過量になり、思わぬ副作用が現れるので2回分を1度に飲んではいけません。しかし、飲み忘れに気づいたらすぐ飲んでください。その場合、次に飲むまでは最低4時間以上間隔をおくことが必要ですので、次回が間近だったら1回抜いても仕方ありませんが、常に指示通り飲むことが大切です。

 薬は体の症状をよくするために飲んでいるので、症状が良くなれば薬をやめてもいいだろうと思いがちです。しかし、処方された薬を指示通り正しく飲むことが病気を治す一番の近道です。突然薬を飲むことをやめると期待する治療効果が得られないばかりか、病気によっては症状がさらに悪くなり、生命にかかわる場合もでてきます。

症状が良くなったからといって自分の判断で勝手に薬を飲むことをやめないで、必ず医師の指示を受けてください。


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